「ハロー。」不審な男の声かけ相次ぐ 女児に卑わいな言動も 警察がパトロール 広島

広島県三原市で、下校中の女子児童が不審な男から卑わいな言葉をかけられるなど、声かけ事案が相次いでいます。

警察によりますと、7月11日午後4時すぎ、三原市沼田東町で下校中の小学生の女子児童らが自転車に乗った男に声をかけられました。

男は「ハロー。いつもこの時間に帰ってるの? 何年生?」などと言い、卑わいな言葉も投げかけました。児童らが無視すると、男は「グッバイ」と言い、立ち去ったということです。

男は60代ぐらいで小太り、キャップ帽に作業着姿で、銀色の自転車に乗っていたということです。

町内では同じ日の午後3時半ごろにも、男子中学生らが自転車に乗った男に「ハロー」と声をかけられ、つきまとわれる事案が発生しています。

また、今月上旬には、自転車に乗った男が女児に声をかけ、体を触る事案もあったことなどから、警察が付近をパトロールするなど警戒にあたっています。

三原市教育委員会は、警察と連携するとともに、付近の小中学校に対して登下校時の安全指導を徹底させるなど、注意を呼びかけています。

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