米長官、ロ外相を非難 ASEANで責任押しつけ

 【ジャカルタ共同】インドネシア訪問中のブリンケン米国務長官は14日、一連の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合の終了後に記者会見した。ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議など米ロ同席の場でロシアのラブロフ外相が全ての問題の責任を米国に押しつけようとしていたとし「(発言内容が)建設的でも生産的でもなかった」と非難した。

 ブリンケン氏は中国が東・南シナ海や台湾海峡で威嚇や挑発を強めているとし、「懸念」を表明した。

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