ススキノ殺人 遺体から睡眠薬の検出なし 不意に襲撃か

札幌中央署

 札幌市中央区のホテルの客室で恵庭市の会社員男性(62)が刺殺され、一緒に入室した人物が逃走している事件で、浴室で見つかった男性の遺体から睡眠導入剤など薬物の成分が検出されていなかったことが14日、捜査関係者への取材で分かった。客室のベッドルームに争った形跡はなく、刃物で襲われた際にできる防御創がなかったことなどから、札幌中央署の捜査本部は、男性が浴室内で不意に襲われた可能性があるとみて調べている。

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