エンゼルスのネトとムーアが戦列復帰 有望株キャベージは初昇格

日本時間7月15日、エンゼルスはアストロズとの後半戦初戦に先立ってロースター変更を発表。ザック・ネトとマット・ムーアの2人が故障者リストから戦列復帰を果たしたほか、マイケル・ステファニックが再昇格、有望株トレイ・キャベージはメジャー初昇格となった。一方、アンソニー・レンドンは左すねの打撲、ジョー・アデルは左脇腹痛で10日間の故障者リスト入り。また、サム・バックマンも右肩の炎症で15日間の故障者リストに登録された。なお、デービッド・フレッチャーは再び40人枠から外されている。

後半戦初戦、エンゼルスに頼もしい戦力が戻ってきた。4月中旬にメジャーデビューしたあと、正遊撃手として攻守にハツラツとしたプレーを見せていたネトが約1ヶ月ぶりの戦列復帰。「1番・遊撃」でスタメンに名を連ねている。また、セットアッパーとして安定感のあるピッチングを続けていたムーアも約1ヶ月半ぶりの戦列復帰。これで再びムーアから抑えのカルロス・エステベスにつなぐ「勝利の方程式」が確立された。

マイナーAAA級で打率.349の好成績を残しているステファニックは6月中旬に今季初昇格したあと、6月下旬にマイナー降格となっていたが、後半戦初戦で今季2度目の昇格。「9番・二塁」でスタメン起用されている。そして、マイナーAAA級で23本塁打、24盗塁、OPS.934の活躍を見せていた26歳のキャベージがメジャー初昇格。メジャーの舞台でどんなプレーを見せてくれるか楽しみな存在だ。

4選手がアクティブ・ロースターに加わったのに伴ってレンドン、アデル、バックマンの3選手が故障者リストに登録され、フレッチャーは今季2度目のアウトライトで再びロースターの40人枠から外れた。マイク・トラウトの離脱もあり、前半戦最後の10試合で1勝9敗と失速したエンゼルスだが、ロースターの入れ替えをチームの活性化につなげることはできるだろうか。

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