マルセイユ、アトレティコで構想外のレナン・ロディを獲得

[写真:Getty Images]

マルセイユは14日、アトレティコ・マドリーのブラジル代表DFレナン・ロディ(25)を獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの5年間。移籍金は1300万ユーロ(約20億3000万円)とのことだ。

ロディは2019年夏にアトレチコ・パラナエンセからアトレティコへ移籍。加入1年目は公式戦43試合に出場するなど主力として活躍したが、2年目以降は序列が下がり、昨季はノッティンガム・フォレストに買い取りオプション付きのレンタルで加入していた。

その新天地では公式戦32試合出場と主力として活躍したが、フォレストは3000万ユーロ(約46億4000万円)と言われた、高額な買い取りオプションの行使を見送っていた。

アトレティコに復帰したロディだったが、以前から続くディエゴ・シメオネ監督との「微妙な関係」もあり、今夏の移籍が既定路線となっていた。

一方、マルセイユでは新指揮官のマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が、イゴール・トゥドール前監督の下でメインシステムとして使っていた[3-4-2-1]から4バックへの変更に踏み切る予定。

そしてサイドバックのポジションではDFセアド・コラシナツ、DFヌーノ・タヴァレス、DFイサ・カボレの3選手が退団しており、補強が急務となっていた。

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