武井壮さんがティーチングプロ実技試験を通過 25年1月にも“プロゴルファー”

実技検査に合格した武井壮さん(提供SPECIALIST JAPAN)

日本プロゴルフ協会(PGA)のティーチングプロB級講習会・受講者選定実技試験が14日まで群馬県のサンコーCCで行われ、タレントの武井壮さんが合格した。

プレ実技審査を通過した20歳から66歳までの186人(女性12人)が参加。通算7アンダー(137ストローク)で終えた新田有希を筆頭に、通算14オーバー(158)75位タイまでの78人が合格した。武井さんは初日「79」、2日目「75」で通算10オーバー(154)の51位でカットラインを潜り抜けた。

合格者は今秋から来年6月まで行われる前期(4学期制)の講習会を受講する。PGAの「基本ゴルフ教本」に基づく、口頭(説明検定)および指導に関する実技検定の通過者が、その後の後期(2学期制)の検定試験に臨む。

講習では座学や各種レポート提出、実技を通じて指導技術の向上を目指す。PGAによると、例年、今回の実技試験合格者の「約80%」が前期の検定試験を通過。後期終了後の入会セミナーおよび修了式を経て、2025年1月1日付けの入会を目指す。

“百獣の王”の異名で知られ、陸上十種競技の元日本チャンピオンの武井さんは50歳。米アリゾナ州でゴルフ留学した経験があり、プロゴルフツアーのテレビ中継等にリポーターとして出演したこともある。今回の実技合格者78人のうち50歳以上は10人(60代1人)だった。

所属事務所を通じて「芸能の仕事の合間を縫って深夜のゴルフ練習を続け、このスコアで合格できたことは最高の結果になったと思います! 多くのツアープロ、プロゴルファー、ティーチングプロの皆さんにご指導を頂き、最高の環境でこのテストに向けた一年間のトレーニングを過ごすことができた事が何よりの助けになりました」

「そして、多大なるご支援を頂いたサンコーカントリーのスタッフの皆様、一年間本当にありがとうございました! 全ての皆様に最大の感謝の言葉を贈りたいと思います、本当にありがとうございました。これからもゴルフを通してたくさんの可能性や、たくさんのエンターテイメントを生み出していきたいと思います!! お楽しみに!! ゴルフ最高!!」とコメントした。

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