災害ドローンが訓練中に墜落 佐世保市消防局 照明破損も、けが人なし

 長崎県の佐世保市消防局東消防署の災害用ドローンが操縦訓練中に、操作を誤り墜落していたことが14日、分かった。けが人はいなかった。
 市消防局によると、6月20日午後3時25分、同市浦川内町の市東部スポーツ広場で初心者の消防職員が操縦中、ドローンがグラウンド端にある高さ約20メートルのナイター用照明に接触し、墜落した。プロペラの一部が折れるなどして使用できなくなった。照明も電球一つが破損した。
 墜落したドローンは約300万円で、昨年12月下旬から使用していた。市消防局警防課は取材に「どんな事故もあってはならない。再発防止に全力で取り組む」としている。


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