１３日、山梨県甲府市内の商業施設の貴金属販売店にバールを持った複数の男が押し入り、ショーケースをたたき割って高級腕時計など２４点、合わせて約２２００万円相当が奪われました。山梨県警は強盗の疑いで、栃木県内に住む２０代の男など４人を逮捕しました。
強盗の疑いで逮捕されたのは静岡市の無職の男（４２）、那須烏山市月次の職業不詳の男（２２歳）、栃木市薗部町４丁目のとび職の男（２０）鹿沼市口粟野の派遣社員の男（２０）の４人です。
逮捕容疑は１３日、午前１１時ごろ、４人は共謀して甲府市の貴金属販売店で刃物を店主に突き付けガラス製のショーケースをバールでたたき割って高級腕時計２４点を奪った疑いがもたれています。事件によるけが人はいませんでした。
山梨県警の調べに対し男（４２）は「闇バイトに応募した。他の３人と面識もない。自分は車の運転をしただけで、強盗するとは思っていなかった」と話していました。その後の捜査関係者への取材で実行役としての関与をほのめかしていることが１４日分かりました。責任を逃れるためだったとみて調べています。
被害品は見つかっておらず、他に回収役がいる可能性もあるということです。県内に住む３人は逃走中に東京都内の電車内で確保されました。山梨県警は３人の関係性や認否を明らかにしていません。
