バルセロナがブスケッツの後釜にロメウ獲得で合意か、カンテラーノが12年ぶりに復帰へ

[写真:Getty Images]

バルセロナはカンテラーノのMFオリオル・ロメウ(31)の獲得が確実となったようだ。スペイン『アス』が伝えた。

ロメウはバルセロナのカンテラ育ち。2011年8月にバルセロナB(現:バルサ・アトレティック)からチェルシーへと完全移籍。その後は、バレンシアやシュツットガルトへのレンタル移籍を経験した。

2015年8月にサウサンプトンへと完全移籍すると、2022年9月にジローナへと完全移籍。久々のラ・リーガでのプレーとなった中、33試合で2ゴールを記録していた。

バルセロナではファーストチームに昇格できなかったものの、2試合プレー経験があるロメウ。どうやら12年ぶりに古巣へと帰還することになるようだ。

バルセロナはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツがインテル・マイアミへと完全移籍し退団。その後釜を探していた。

スペイン『Cadena Ser』によれば、そのブスケッツの後釜としてカンテラーノのロメウの復帰を検討。既にクラブ間で合意に至ったとされている。

なお、バルセロナからはジローナへU-21スペイン代表MFパブロ・トーレがレンタル移籍する見込み。ロメウの移籍とは関係がないとされているが、パブロ・トーレはチームのアメリカツアーに参加しないこととなった。

ジローナは、バルセロナからバレンシアへレンタル移籍中のニコ(ニコラス・ゴンサレス)の獲得を望んでいたが、チャビ・エルナンデス監督がニコとの再会を望んでおり、バルセロナでプレシーズンを過ごすことになるという。

カンテラ時代にロメウを知るチャビ監督。外に出て成長した姿をロメウはバルサファンに見せることができるだろうか。

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