ガーディアンズ ネイラー兄弟がアーチ共演も大量12失点で敗れる

【ガーディアンズ4-12レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

勝率5割ちょうどながらアメリカン・リーグ中部地区の首位で前半戦を終えたガーディアンズは、敵地でのレンジャーズ3連戦から後半戦の戦いがスタート。その初戦はネイラー兄弟のアーチ共演で3回表に4点を先制したが、その後に投手陣が12失点を喫し、4対12で逆転負けとなった。レンジャーズ2番手のブロック・バークが3勝目(2敗)をマーク。ガーディアンズは7回裏と8回裏の2イニングだけで大量9点を奪われ、4番手のサム・ヘンジスに今季初黒星(1勝)が記録された。

ガーディアンズで球団史上初となる快挙が達成されたのは3回表だった。無死1塁からボー・ネイラーが2号先制2ランを放つと、二死2塁の場面で今度はジョシュ・ネイラーが12号2ラン。弟ボーと兄ジョシュのアーチ共演で一挙4点を先制した。兄弟が同じ試合で本塁打を放つのは球団史上初。メジャー全体でも2014年9月にブレーブスのB・J・アップトンとジャスティン・アップトンが達成して以来9年ぶりのことだった。また、同じイニングに兄弟が本塁打を放つのも2013年4月のアップトン兄弟以来である。

しかし、4回以降にレンジャーズ打線が猛反撃を開始。4回裏にナサニエル・ロウの10号ソロなどで2点を返すと、6回裏にはジョナ・ハイムがタイムリーを放って1点差に。7回裏にはコリー・シーガーの同点タイムリー二塁打、アドリス・ガルシアの勝ち越しタイムリーなどで一挙5点を奪い、試合をひっくり返した。さらに、8回裏にはシーガーの13号ソロ、ガルシアの24号2ラン、ハイムの13号ソロと3本塁打が飛び出し、ダメ押しの4点を追加。最終的にはレンジャーズ打線が破壊力を見せつける結果となった。

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