「移籍の可能性を探るため遠征不参加を許可」、スパーズがロリスのプレシーズンツアー不帯同を発表

[写真:Getty Images]

トッテナムの元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)がプレシーズンツアーに不帯同となった。

トッテナムは14日、オーストラリアと東南アジアで行われるプレシーズンツアーの参加メンバーを発表。

FWソン・フンミンやDFクリスティアン・ロメロといった主力に、MFジェームズ・マディソンら新戦力、今夏の去就が注目されるFWハリー・ケイン、DFダビンソン・サンチェスらがメンバー入りした。

一方、MFロドリゴ・ベンタンクールやGKフレイザー・フォースターら数名の負傷者が不参加となり、ロンドンでリハビリを継続することになった。

そういった中、今夏の退団希望を公言したキャプテンのロリスに関しては、「移籍の可能性を探るため、遠征しないことを許可された」と、クラブが移籍を容認する旨が明かされた。

なお、先日にはインテル移籍の可能性が取り沙汰されたものの、現状でセリエAクラブのトップターゲットとなってはおらず、現時点で具体的な新天地候補の名前は挙がっていない。

2012年夏にリヨンからトッテナムに加入したロリスは、以降絶対的な守護神に君臨し、ここまで公式戦447試合に出場。2015-16シーズンからはキャプテンも担ってきた。

現行契約は2024年まで残っているが、先月の母国メディアでのインタビューで「時代の終わり、何が可能か、じっくり検討したい」と、今夏の退団希望を明らかにしていた。

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