貴景勝は来場所かど番 今場所休場、負け越し確定

大関貴景勝

 両膝負傷で大相撲名古屋場所を初日から休場している大関貴景勝が9月の秋場所をかど番で迎えることが15日、決まった。同日に発表された8日目の取組に入らず、今場所の負け越しが確定した。かど番は今年5月の夏場所以来7度目。

 貴景勝は場所前に相撲を取る稽古ができず「両膝半月板損傷で約3週間の安静加療を要する見込み」と診断された。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、現在は東京に戻って治療しているという。29日に始まる夏巡業は当面休場する方向で、同親方は「途中から出られるようであれば出たい」と述べた。

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