返礼に高さ120m大仏の頭頂へ ふるさと納税、茨城・牛久

ふるさと納税の返礼に「牛久大仏」の頭頂部に出られるツアーのイメージ(茨城県牛久市提供)

 茨城県牛久市は15日、ふるさと納税の返礼に、青銅製立像として世界一高い120mの「牛久大仏」の頭頂部に出て、巻き毛のような「螺髪」を拭くことができる体験ツアーの募集を始めた。寄付額は高さにちなみ120万円に設定した。市によると、一般人が頭頂部まで登る試みは初めて。

 地上85mの展望台までエレベーターで上がりヘルメットや命綱を付けて、はしごで頭頂部へ向かう。螺髪に触れる様子は専門業者がドローンで撮影。受け取った映像を見て、さらに楽しめるという。年間1組2人まで。

 高さ20mの台座の上で大仏の足元を拭く体験(寄付額30万円)、非常階段で展望台へ上がるプラン(同15万円)もある。

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