アルビレックス新潟はJ1第21節第1日の7月15日、札幌厚別公園競技場で札幌と対戦し、1-0で勝利した。アウェーでは2月の第2節以来の白星。通算成績は6勝6分け9敗、勝ち点は24で、暫定順位は13位に上がった。
新潟は後半に先制点を挙げた後、退場者を出して苦しい戦いを強いられたが、1点を死守した。
前半は相手の積極的な守備に苦しむ中、背後を狙うボールでゴールを目指した。前半27分には、MF高宇洋が持ち込んでシュートを放った。
後半8分、DF藤原奏哉のクロスに、FW鈴木孝司が合わせて先制。16分にDF新井直人がレッドカードで退場してからは、防戦一方となったが、全員で体を張って守り切った。
2連敗の札幌は、5試合連続で白星がなく勝ち点27のまま。前節9位の川崎は後半ロスタイムに車屋がゴールを決め、首位の横浜Mを1-0で破った。2連勝で同31。横浜Mは8試合ぶりの黒星で、同43から上積みできなかった。
新潟の次戦は7月19日午後7時から、雷雨で打ち切りとなった天皇杯全日本選手権3回戦、敵地でのJ3富山戦を延長後半から再開する。リーグ戦の次節は8月5日午後7時から、東京・国立競技場で名古屋と対戦する。
◎松橋力蔵監督の話 勝ち点3が取れてうれしく思う。退場者が出る難しい状況でも、選手たちは最後まで同じ方向を向いて戦った。厳しい日程は自分たちが招いたことでもある。目を背けずに、よくやってくれた。
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