青森県内大雨で、県が災害対策本部会議

土砂が流入し全面通行止めとなった秋田県境近くの国道101号=15日午後0時59分、深浦町大間越筧

 前線が東北北部に停滞している影響で15日の青森県内は大雨となった。県は同日、災害対策本部を設置し、本部会議を開いた。

 警報、避難指示が発令されている深浦町では、12時間の降水量が135.5ミリと7月の観測史上最大を記録した。

 県によると、同町大間越の国道101号では、同日午前10時40分ごろ、土砂崩れが発生。約40メートルにわたって約1メートルの土が堆積し、通行できなくなっている。土砂崩れにより男女5人が一時孤立したが、救助された。大雨や土砂崩れによる人的被害は確認されておらず、建物への被害などは調査中とした。

 大雨は16日にかけて続く見込み。

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