アル・ヒラルの前監督ラモン・ディアス氏、ブラジル2部で指揮へ…契約前から練習に参加?

[写真:Getty Images]

アル・ヒラルの元監督であるラモン・ディアス氏(63)がヴァスコ・ダ・ガマで指揮を執るようだ。

“Jリーグ初代得点王”のディアス氏。1995年に横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)で現役を退いた元アルゼンチン代表FWは、リーベル・プレートやサン・ロレンソといった母国クラブ、パラグアイ代表などを率いたのち、2016年にアル・ヒラルの指揮官となった。

一度は2018年で退任も、昨年2月に再登板を果たし、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022では決勝戦に進出。しかし、浦和レッズに2戦合計1-2と敗れ準優勝に。大会直後に解任された。

そんなディアス氏だが、ブラジル『グローボ』によると、12日にリオ・デ・ジャネイロへと降り立ち、すぐさまカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマでチームの練習を見始めたとのこと。しかし、クラブはディアス氏に関して何も発表していない。

どうやらディアス氏は9日に監督就任の打診を受けたばかりとされ、ほとんど話し合いを進めず、3日後にブラジルへと飛んだ…という流れ。まだまだ契約を詰めきれていないようだ。

クラブの幹部も13日、「契約に関するディテールを詰める必要がある」とコメントしたとのこと。就任に向けた話は進んでおり、時間の問題と見られ、チーム・ディアスのコーチングスタッフ陣も続々とクラブに到着しているとのことだ。

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