台風4号(タリム)発生、気象庁の進路予想は 2023年7月16日6時の実況

台風4号の予想経路図=2023年7月16日午前6時の実況(気象庁HP引用)

 気象庁の7月16日午前6時の実況によると、台風4号(タリム)は南シナ海をゆっくりと西北西に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から南東側370キロ以内、北西側330キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっている。

 今後も西北西に進み、18日午前3時には中国南部に達する見込み。ベトナムに到達する19日午前3時までには熱帯低気圧に変わるとみている。日本に直接の影響はないとみられる。

「タリム」の名前の由来

 台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「タリム」の命名国はフィリピンで、タガログ語で「鋭い刃先」を意味する。

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