『青空』肉の味は育てる環境で変わる、標高 600m 朝霧高原の放牧豚に「うまい! 脂が甘い!」

お笑いコンビのANZEN漫才のみやぞんとあらぽんが15日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。宮川大輔と共に静岡県富士宮市を訪問し、“甘くとろける極上の脂”と“旨味がはじける肉汁”が特徴の『朝霧高原放牧豚』を使った絶品料理を味わい尽くした。

今回は、名人に出会って早々に“放牧豚”を使った『ロースステーキ』を頂いた3人。肉を切ってもらうと「きれいな断面」と早くも感動。味付けは“塩”のみで焼いてもらうと「油の垂れ方が半端ない」とさらに興奮。あらぽんが一口食べると「うまい! 脂が甘い!」と大絶賛。みやぞんは美味しさのあまり「ギューン!!」と声を上げ「ギューンと(味が)きた。うまいですよ!」と独特な表現で称賛した。

ANZEN漫才あらぽん(中央)と みやぞん(右)
(左から)みやぞん、あらぽん(中央)、宮川大輔

続いて、標高約600mの朝霧高原にある広大な養豚場を訪れた3人。名人が育てる豚は、ごく一般的な「三元豚」だが、肉の味は育てる環境によって大きな変化が起こるということで、さっそく放牧場を見学すると、たくさんの豚がお出迎え。

みやぞんが「なんですか? この人懐っこさは」と驚くと、名人いわく「ストレスがないので人に警戒心がない」とのこと。豚肉の味や香りのクセは育つ環境に由来するそうで、空気の良い広い空間でのびのび育てると、匂いのつかない美味しいお肉になるんだそう。

豚と交流するみやぞん

さらに、こだわりは“エサ”にもあるという。富士宮市は食品加工会社が多くあるため、麦やおから、そばやお茶のほか、富士宮市の特産品落花生も食べさせる。落花生の“オレイン酸”によって、お肉の脂に旨味と甘味がたくさん入るという。名人の話を聞いた宮川は「環境を知れて、あの(ステーキの)味につながった」と大いに納得していた。

その後、キャンプ場の聖地とも呼ばれる『ふもとっぱら』に移動した3人は、“朝霧高原放牧豚”を使った『豚肉のさっぱり梅シソ炒め』や、バラ肉で静岡名産の芽キャベツを包んだアイデア料理『逆豚ロールキャベツ』を堪能。みやぞんは、美味しさのあまりなぜか“星”ではなく「犬4匹です!」とコメントすると「なんやねんそれ」「せめて豚にしてくれよ」とツッコまれていた。

『豚肉のさっぱり梅シソ炒め』
『逆豚ロールキャベツ』
『小籠包』

さらに、放牧豚を使った『小籠包』では、ギョウザの皮で作れることを教えてもらい、宮川は「うわ! この皮でできるんですね」と感心。蒸し器の蓋を開けると「うわー!」と大歓声が上がり一同興奮。食べてみるとあらぽんは「放牧豚、ありがトーン!」と叫び、あまりの美味しさに「旨味爆発ですね」とコメント。みやぞんは「スープの濃さが半端ない、今まで食べた小籠包のレベルじゃない」と幸せそうな表情を見せていた。

『ロングソーセージと季節の野菜BBQ』

最後の乾杯メニューは“放牧豚”を使った『ロングソーセージと季節の野菜BBQ』。機械で、肉の腸詰めから体験した3人は、「楽しい!」「ネックレスにしたい」と大盛り上がり。出来上がったソーセージは、燻製機(くんせいき)にいれ1時間の加熱で完成。

自分達で作ったソーセージの味に3人は「めちゃくちゃうまい!」と感動。その感動を表すべく1曲披露をお願いされたみやぞんは「歌詞がバンバン浮かんじゃってます」とノリノリだったが、いざ歌い始めるとなぜか全く歌詞が出てこず、宮川に「歌詞全然出てこないし、なんやねん」と怒られる始末。みやぞんも「こんな出てこないこと初めて」と驚いていたが、言葉にならないほどの美味しさだったことが証明された瞬間だった。

写真提供:(C)日テレ

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