ラッキーフェスが開幕・野外音楽、1万人熱狂 茨城・ひたち海浜公園

観客の熱気に包まれたラッキーフェス=ひたちなか市馬渡

茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で15日、茨城放送(水戸市)主催の野外音楽イベント「ラッキーフェス」(茨城新聞社など後援)が開幕した。人気アーティストのパフォーマンスに約1万人の観客が熱狂した。

同フェスは、同所で2000年から20回続いた「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」の千葉市移転を受け、茨城のフェス文化継続を掲げて昨年から始まった。

会場には四つのステージが設けられ、この日は36組のアーティストが出演。メインの「ウオーターステージ」では、最初に登場した歌手の西川貴教さんが迫力あるライブを披露すると会場は一気に沸いた。キュウソネコカミやゲスの極み乙女、岸谷香さんら人気アーティストが続々と登場し、各ステージで盛り上がりを見せた。

新型コロナウイルスの影響で昨年中止された大声での発声が解除され、観客たちは歓声を送ったり、手拍子をしたりして楽しんだ。

ひたちなか市、会社員、木村真優さん(21)は「キュウソネコカミを楽しみに来たが、とても面白かった。まだ知らないアーティストのライブも楽しみたい」と笑顔で話した。

同フェスは16、17日も行われる。3日間で計106組のアーティストが出演し、計約4万人が来場する見込み。

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