『彼女ができたからもう要らない』ネグレクトの末、飼育放棄された保護犬…飼い主から片時も離れない現在の姿に感涙

YouTubeチャンネル『ミニピンのレイス隊長』に投稿されたのは、飼い主さんと片時も離れたくない『レイス』くんのお姿♡

そのほほえましい光景の背景には、壮絶な過去と飼い主さんとの運命の出会いがありました。

動画に映るのは、ミニチュア・ピンシャーの『レイス』くん!どうやら飼い主さんは、レイスくんのためにお風呂を準備してくれているようです♪

しかし、準備をしている飼い主さんの周りをウロウロしながら文句を言っているようです(笑)。『クーン…』と鳴きながら、何かを訴えかけている模様。

飼い主さんとレイスくんが出会ったきっかけは、知人に掛かってきた『とある電話』だったのだそう。

レイスくんは、9年程前にブリーダーさんからとある男性の元へお迎えされ、生後6ヵ月から約9ヵ月程の月日を暮らしました。

そしてレイスくんが1歳3ヵ月の時、『彼女ができたから』という理由で飼育放棄されることに。

それまでにも酷いネグレクトを受けていたそうで、半年以上狭いキャリーバッグの中で過ごし、時には『鳴き声がうるさいから』とベランダに放置されることもあったのだとか…。

そんな話を知人を介して耳にした飼い主さんは、身震いがやまなかったと語ります。そして、友人に仲介を依頼、レイスくんを引き取ることを申し出たのだそう。

初めて会った時のレイスくんはすっかり怯えきって、キャリーバッグから出ることもできなかったのだとか。男性はレイスくんに声を掛けることさえせず、その場を去ったのです。

それ以来、たくさんのトラウマを抱えるレイスくんに愛情を注ぎ続け、信頼関係を築いてきた飼い主さん。今では互いにとってかけがえのない、唯一無二の最愛のパートナーに。

今ではたくさん楽しいこと、幸せなことを知ることができました。もちろん、お風呂も嫌いにならないよう工夫されてきたのですが…この日は、飼い主さんが驚く程の抵抗を見せるレイスくん。

そこで、飼い主さんは抱っこでお風呂に入ってみることに…。レイスくんを驚かせないように、怖がらせないように…細心の注意を払いながら、ゆっくりゆっくり湯船へ。

先程までは、必死でお湯に入ることを拒否していたのに…飼い主さんに抱っこされた途端、すっかりリラックスモードへ…♡

ご覧ください、この気持ちよさそうな表情を…!まさに『安心』『幸せ』という言葉がぴったりな表情ですね♡

レイスくんが、お風呂嫌いになってしまわないように…。いつだってレイスくんファーストで行動を選択してくれる飼い主さん。

もちろん、過去に負った心の傷が全て消えることはないのかもしれません。しかし、飼い主さんがくれた幸せと安心が、その深い傷を癒やしていることは一目瞭然。

飼い主さんと色んな場所へお出かけをしたり、穏やかに流れる時間の中で幸せを噛み締めたり…。

愛が溢れているその光景と、レイスくんの幸せそうなお姿をぜひ動画本編でご覧になってくださいね!

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