ライスのアーセナル移籍はイギリス史上何番目の高額取引か

写真:1億ポンド超えの移籍金でアーセナルへ加入したライス ©Getty Images

ウェストハムからアーセナルへの移籍がようやく決定したイングランド代表MFデクラン・ライス。移籍金は1億500万ポンド(約190億6580万円)という破格の値段となっているが、イギリス『スカイスポーツ』電子版が、この金額を他の移籍のケースと比較している。

まず、イングランド人プレーヤーに限定した高額移籍ランキングだが、トップは今夏、ドルトムントからレアル・マドリードに移籍したイングランド代表MFジュード・ベリンガム。イギリス国内では移籍金が1億1500万ポンド(約208億8030万円)と報じられており、ライスはこのベリンガムに次いで2位となる。

3位は2021年にアストンヴィラからマンチェスター・シティに移籍したイングランド代表MFジャック・グリーリッシュの1億ポンド(約181億5680万円)、4位は2019年にレスターからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したイングランド代表DFハリー・マグワイアの8000万ポンド(約145億2540万円)、5位は2021年にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したイングランド代表FWジェイドン・サンチョの7300万ポンド(約132億5450万円)となっている。

イングランドのクラブへと移籍したケースのランキングを見ると、1位は今年1月にベンフィカからチェルシーに移籍したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの1億680万ポンド(約193億9150万円)がトップ。ライスはこちらのランキングでもこれに次ぐ2位となる。

そして3位がグリーリッシュの1億ポンド、4位は2021年にインテルからチェルシーに移籍したデンマーク代表FWロメル・ルカクの9750万ポンド(約177億290万円)、5位は2016年にユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランス代表MFポール・ポグバの9325万ポンド(約169億3120万円)となっている。

最後はアーセナルでのランキング。こちらは1億500万ポンドのライスが断トツの1位。2位は2019年にリールから加入したコートジボワール代表FWニコラ・ペペの7200万ポンド(約130億7290万円)、3位は2017年にリヨンから加入したフランス代表FWアレクサンドル・ラカセットの5270万ポンド(約95億6920万円)、4位は2021年にブライトンから加入したイングランド代表DFベン・ホワイトの5000万ポンド(約90億7840万円)、5位は2020年にアトレティコ・マドリードから加入したガーナ代表MFトーマス・パーティと2022年にマンチェスター・シティから加入したブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの4500万ポンド(約81億7100万円)となっている。

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