ウォーカー退団間近のシティ。選ぶ後釜はハキミかパヴァールか

写真:バイエルン入りが濃厚と見られるウォーカー ©Getty Images

マンチェスター・シティからバイエルンへの移籍が濃厚となっているイングランド代表DFカイル・ウォーカー。マンチェスター・シティはその後釜として2人のプレーヤーをリストアップしているという。イギリスのウェブメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

ウォーカーはバイエルンとの間で移籍について個人合意に至っていると報じられており、今後は移籍金1500ポンド(約27億2370万円)程度でのクラブ間の交渉が残されている。

そしてマンチェスター・シティはウォーカーが移籍した場合、その後釜候補としてパリ・サンジェルマンに所属するモロッコ代表DFアクラフ・ハキミをターゲットにしているという。

ハキミはPSGでレギュラーとして活躍しており、2022-23シーズンも公式戦通算36試合に出場、2645分間プレーし、4ゴール5アシストを記録している。また、モロッコ代表としても昨冬のカタール・ワールドカップに出場し、チームの躍進に大きく貢献した。

本人はプレミアリーグへの移籍を望んでいるとされており、PSG側は高額の移籍金を要求すると見られているが、資金力が豊富なマンチェスター・シティはその要求に応えられる能力を備えている。

一方で、マンチェスター・シティはバイエルンに所属するフランス代表DFバンジャマン・パヴァールにも関心を示しているという。パヴァールを獲得する場合は結果的にウォーカーとのトレードという形になるため、クラブ間の交渉がスムーズに進む可能性がある。

そしてマンチェスター・シティがパヴァールを選んだ場合は、ハキミの移籍にストップがかかる可能性が高いようだ。

マンチェスター・シティはすでにチェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コバチッチを加えており、ライプツィヒに所属する同じくクロアチア代表のDFヨシュコ・グヴァルディオールについても、DF史上最高額での移籍実現が迫っているとされている。

© 株式会社SPOTV JAPAN