新潟県警の警察官2人、公務中に速度超過の疑いで書類送検

 パトカーで公務中に速度違反したとして、新潟県内の警察署に勤務する巡査2人が、道交法違反(速度超過)の疑いで書類送検されていたことが7月14日、県警への情報公開請求で分かった。2人は6月19日付で本部長注意の処分を受けていた。

 新潟県警監察官室によると、巡査2人は1月、中越地方の国道で、交通取り締まりで渡した違反切符の内容に間違いがあることに気付いて違反者を追いかけた際、法定速度を30キロ以上50キロ未満の範囲で超過した。一般人からの通報で判明した。

 2人は「警察官として恥ずべき行為。あってはならない」と反省しているという。監察官室は「職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

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