東京・千代田区の「丸の内中通りで７月27～９月21日まで、都心の広場・公園的空間の在り方を検証する社会実験「Marunouchi Street Park 2023 Summer」が開かれる。大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会や三菱地所などが主催する。
「Marunouchi Street Park」は、丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法を検証する社会実験として2019年から実施し、今回で8回目。エリアの就業者や来街者にとって質の高い「滞留」「回遊」しやすい空間とすることで、大丸有（大手町・丸の内・有楽町）エリアのにぎわいを創出する。
特に今年は社会実験として、防犯カメラによる安心な警備体制の構築や今後の広場・公園的空間を見据えた運営方法や設置物等の検証、通りでの音楽演奏の場の創出、プロモーション誘致を通じた道路空間の収益確保などに取り組む。
太陽光発電や風力発電を備えた屋外型給電スポット「寄り道テーブル」や「木陰の寄り道ベンチ」で仕事をしたり、お買い物の合間に休憩をしたりと、木陰の下でゆったり過ごせる空間を用意する。会期中はSDGsに関する展示や販売などのイベント、普段丸の内仲通りに出店しているキッチンカーも日替わりで登場する。
ストリートピアノが設置され、8月19日からは、エリアの就業者や来街者による演奏企画も用意。丸の内仲通りビルのレストラン「GARB Tokyo」や「パリアッチョ 丸の内仲通り店」の屋外客席では、音楽と食事が楽しめる。
