キム・ミンジェはなぜバイエルン移籍が決まらない? 移籍手続きが複雑化…トゥヘル監督は名前を伏せるも「もはや秘密ではない」と言及

[写真:Getty Images]

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、ナポリの韓国代表DFキム・ミンジェ(26)について言及した。ドイツ『ビルト』が伝えた。

今夏の移籍市場でバイエルンはセンターバックの補強を目指しており、キム・ミンジェの獲得が確定的と言われている。

移籍が合意に達したと報じられてからすでに1週間以上が経過。移籍が公式発表されないことへ多くのサポーターが疑問を抱いているという。

『ビルト』によれば、ナポリとの移籍処理に関して手続きに問題が生じているとのこと。両者はすでに合意しており、移籍も確定しているが、かなり複雑化しているとされている。

バイエルンの法務部門も尽力しているが、まだ時間を要する様子。ただ、移籍がたち消えになることはないようだ。

キム・ミンジェは2028年夏までの5年契約を結ぶとみられており、すでにメディカルチェックも終えているとのこと。ジャパンツアーに帯同するためにも、早期の契約完了が必要となる。

キム・ミンジェについては、トゥヘル監督も言及。「我々はリュカ・エルナンデスの代わりを望んでおり、誰が務めるべきかということはもはや秘密ではない」とコメント。「今のところ、その名前は言わない方が良い。時々、そういったことが助けにならないこともある」と、正式な契約を結んでいない以上、名前は出せないとしたが、どの選手になるかは決まっているとした。

また「交渉は進んでおり、数日以内に発表できるように努めていく」とコメント。間もなく公式にも発表されることになるという。

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