【J1注目プレビュー|第21節:C大阪vs浦和】下降線のC大阪は正念場、浦和は勝利で首位を射程圏内に

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

【明治安田生命J1リーグ第21節】

2023年7月16日(日)

19:00キックオフ

セレッソ大阪(5位/32pt) vs 浦和レッズ(4位/37pt)

[ヨドコウ桜スタジアム]

◆沈むか浮くか、C大阪の正念場【セレッソ大阪】

前節はアウェイでサガン鳥栖と対戦し、2-1で敗戦。これでリーグ戦2連敗となり、足踏みが続いている。

トップ3入りに向けて順調に来ていた中での足踏みは非常に痛いところ。特に鳥栖戦は最後に粘りを見せられずに敗れただけに、手痛いものとなった。

ただ、開幕3試合勝利がなかった頃を思えば、ここまでよくチームとしてまとまりを持てているとも言える。発展途上でありながら、上昇してきただけに、この連敗を早く抜け出したい。

トップ3に入るためには、1つ上の浦和との試合では勝たなければいけない。相手の堅い守備をどう崩していくかがポイントとなるだろう。

強力な2CBに対抗するのはレオ・セアラと

加藤陸次樹のコンビ。サイドのカピシャーバ、ジョルディ・クルークスの突破からゴールを奪っていきたいところだ。

★予想スタメン[4-4-2]

GK:ヤン・ハンビン

DF:毎熊晟矢、進藤亮佑、鳥海晃司、舩木翔

MF:ジョルディ・クルークス、喜田陽、香川真司、カピシャーバ

FW:加藤陸次樹、レオ・セアラ

監督:小菊昭雄

◆首位に近づくためには必ず勝利を【浦和レッズ】

前節はホームにFC東京を迎えた中、0-0のゴールレスドローに終わった浦和。リーグ優勝に向けては勝ち点が落とせない状況が続いていく。

今夏は多くのジャパンツアーが行われるが、浦和は試合なし。この先の中断期間では、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を含めた過密日程の疲れを癒す期間とできる。そのためにも、しっかりと勝利で終えておきたい。

首位との勝ち点差は「6」だが、横浜F・マリノスが川崎フロンターレに敗れ、勝てば「3」差に迫ることが可能。中断明けが直接対決となるだけに、ここで差を縮めるしかない。

12日に行われた天皇杯も苦しみながらモンテディオ山形に勝利。快勝ばかりではないが、しっかりと耐える時間を過ごして勝利を手にできていることはプラスに考えて良いはずだ。

ポイントはサイドバック。酒井宏樹、明本考浩が居ない状況。荻原拓也は普段やらない右SBでプレーすることになるが、強固な2CBとの連動がカギとなりそう。C大阪のサイド攻撃に対応を誤れば、苦しい戦いになりそうだ。

★予想スタメン[4-2-3-1]

GK:西川周作

DF:荻原拓也、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、大畑歩夢

MF:伊藤敦樹、岩尾憲

MF:大久保智明、安居海渡、関根貴大

FW:興梠慎三

監督:マチェイ・スコルジャ

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