水木ロード30周年で式典 4200万人来場、鳥取

妖怪のブロンズ像などが人気の観光名所「水木しげるロード」=16日午前、鳥取県境港市

 妖怪のブロンズ像が人気の観光名所「水木しげるロード」(鳥取県境港市)の30周年を記念する式典が16日開かれ、着ぐるみの鬼太郎らがくす玉を割って祝った。18日に30周年を迎え、市によると、6月末までに約4242万人が訪れた。

 式典には水木さんの妻武良布枝さん(91)=東京都調布市=が「長きにわたって愛されるロードにしてくれ、とてもうれしく言葉にならないくらいです」とメッセージを寄せた。

 ロードは1993年にオープン。当時は閑散としていた商店街に境港市出身の漫画家水木しげるさん(故人)監修の妖怪像計23体を市が設置した。

くす玉を割って、「水木しげるロード」の誕生30周年を祝う着ぐるみの鬼太郎ら=16日午前、鳥取県境港市

© 一般社団法人共同通信社