家長昭博の神ワザに、同じ1986年6月13日生まれの本田圭佑が思わず反応 「これアキ中1からやってたよ!」

15日に行われた明治安田生命J1リーグの第21節、横浜F・マリノスのホームで1-0の勝利を収めた川崎フロンターレ。

近年のJリーグをけん引する両チームによる神奈川ダービーは、お互いに多くの怪我人を抱える中でもハイレベルな試合を展開。スコアレスドローかと思われた後半アディショナルタイム、DF車屋紳太郎の決勝弾で川崎が激戦をものにした。

序盤戦の不調から脱しつつある川崎にとっては、優勝戦線に生き残るうえでは非常に大きな勝点3。一方の横浜FMは暫定首位を維持したものの、ホームで今季初の敗戦を喫している。

そうしたなか、この試合での“あるプレー”に、元日本代表の本田圭佑が反応した。

57分、右サイドでボールを受けた家長昭博が対峙する永戸勝也を見事な反転で交わし、決定機を作り出した場面だ。

実は生年月日が全く同じ、1986年6月13日生まれの2人。しかもともに左利きの攻撃的MFで、ガンバ大阪のジュニアユースでは同期だったことで知られる。

当時天才の名をほしいままにしていた家長がそのままユースに上がった一方、本田は昇格することができず。石川県の星稜高校に進学したことは有名な話だ。

10代の頃からお互い意識し合う関係だったがゆえに“盟友”とも言える絆を持っており、2020年には本田のYouTubeチャンネルで対談も実現している。

そんな家長のプレーだったからこそ、本田も思わず「これアキ中1からやってたよ!」と子供のように反応したとみられる。胸アツ!

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37歳になった家長とともに首位チームを撃破した川崎フロンターレ。次戦は22日(土)、2位ヴィッセル神戸とアウェイで対戦する。

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