今や世界最高峰のプレミアリーグで「最強ドリブラー」の一人となった三笘薫。
そんな彼がオフシーズンを利用し、契約するPUMAの人気企画『上達加速術』に出演。後輩である川崎フロンターレ・アカデミーの選手たちに指導を行った。
早くも引退後が楽しみになってしまう三笘の指導ぶりはぜひ動画を見てほしいが、ここでは練習後に行われた質問コーナーでのやり取りを紹介する。
「三笘選手はどういう練習をしてドリブルが上手くなったんですか？」というシンプルな質問に対して、以下のように答えている。
「ドリブルをしてきました（笑）。
と言うのは、やっぱり1対1をたくさんやってきたし、色々な相手とやってきた。やっぱり色々な相手の選手とやらないと、この人に勝っても次の強豪に勝てなかったら意味ないじゃん？
だから色々な人の情報を入れて、この時はこうだな、この時はこうだな、でも自分の形に持っていくにはこうだなって。
たくさん場数を踏んでいかないと結局上手くならないから。ドリブルを上手くなるためには、ドリブルを実戦でやるしかない。
でもそのためには色々な要素がある。初速を上げたいんだったらこのステップを強くしたいのか。相手にぶつけられた時に前に入りたいんだったらここを強くしたいのか。
それは、筋力トレーニングの素晴らしい施設（Ankerフロンタウン生田）あるし、もう自分で考えてやらないといけない。OK？」
筑波大学蹴球部時代、同級生のDF山川哲史（現ヴィッセル神戸）と練習後に1対1を繰り返していたことで知られる三笘。
山川に当時のことを振り返ってもらったQolyによる貴重なインタビューはこちら！
一部を紹介すると、山川は三笘と1対1をやるようになった理由をこう語っている。
「僕は高校生の時から自分の中で1対1が苦手だったので、大学でそこを強化したいというのがありました。薫もドリブルを磨いていきたいというところでそれがマッチし、大学に入ってからすぐ『1対1をやろう』みたいな感じで始まって、しかもお互いに楽しかったので長く続いたんだと思います」
三笘のドリブルと対峙することで対人能力が鍛えられた山川も、今季は神戸のレギュラーセンターバックとして活躍（※現在は負傷離脱中）。
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練習後の疲れた中、4年間本気でやり合ったことにより、今の2人があると言っても過言ではない。
