磐田が4発逆転で静岡ダービー制し自動昇格圏へ!下位は金沢が白星で残留ラインじわり上昇【明治安田J2第26節】

16日、明治安田生命J2リーグ第26節の8試合が各地で行われた。

3位・ジュビロ磐田は9位・藤枝MYFCをホームに迎えた"静岡ダービー"で貫録を見せた。

磐田は早い時間に先制を許したものの、金子翔太のPKと上原力也のヘディングで前半のうちに逆転に成功。折り返して早々には再び金子がネットを揺らすと、試合終了間際にはジャーメイン良がダメ押しの2戦連続ゴールを決め、4-1と今季3度目の3連勝で自動昇格圏となる2位へ浮上した。

3位浮上の可能性もあった4位・ヴァンフォーレ甲府は、8位・ザスパクサツ群馬に屈した。

9分に天笠泰輝の強烈左足ミドルを許し、群馬に先手を取られた甲府は、38分のCKから井上詩音のヘディングがクロスバーに嫌われる。対する群馬は、62分に佐藤亮が9試合ぶりの得点を挙げてリードを広げ、試合終了間際には長倉幹樹がダメ押しのゴール。甲府は連勝が「2」でストップし、群馬は第7節以来となる連勝を飾った。

代わって5位・大分トリニータが11位・ロアッソ熊本に逆転勝ちし、5試合ぶりの白星で4位浮上。国立競技場でのオリジナル10対決となった6位・清水エスパルスvs15位・ジェフユナイテッド千葉は、2-2の痛み分けに終わった。

10位・ファジアーノ岡山とアウェイで対戦した7位のV・ファーレン長崎は、先制を許しながらも、ジョップ・セリンサリウのJ初ゴールなどで逆転に成功。だが、61分に同点ゴールを奪われ、2-2の引き分けで足踏みとなった。

18位・水戸ホーリーホックは草野侑己の2ゴールなどで12位・モンテディオ山形を下し、2試合ぶりの白星。山形は再びの3連敗と、悩ましい状況に陥った。

21位・ツエーゲン金沢は途中出場・杉浦恭平の決勝点で新体制となった13位・ベガルタ仙台を2-1で下し、5試合ぶりに3ポイントを獲得した。

下位の直接対決となった20位・栃木SCと最下位・大宮アルディージャの顔合わせは、互いにゴールが生まれず、勝ち点「1」を分け合うことに。結果、金沢の21位は変わらずも、大宮との勝ち点差は「9」に開いた。

また、14位・ブラウブリッツ秋田と首位・FC町田ゼルビアの一戦は大雨の影響で中止となっている。

◆明治安田生命J2リーグ第26節

7/16(日)

水戸ホーリーホック 3-1 モンテディオ山形

ヴァンフォーレ甲府 0-3 ザスパクサツ群馬

清水エスパルス 2-2 ジェフユナイテッド千葉

ファジアーノ岡山 2-2 V・ファーレン長崎

大宮アルディージャ 0-0 栃木SC

ツエーゲン金沢 2-1 ベガルタ仙台

ジュビロ磐田 4-1 藤枝MYFC

ロアッソ熊本 1-3 大分トリニータ

7/15(土)

東京ヴェルディ 0-0 徳島ヴォルティス

レノファ山口FC 0-0 いわきFC

※大雨の影響で中止

ブラウブリッツ秋田 vs FC町田ゼルビア

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