メッシの買い物姿を模倣。MLS東地区首位チームの新戦力発表

写真:買い物姿をライバルクラブに“パクられた”メッシ ©Getty Images

7月16日にアメリカMLSのインテル・マイアミへの加入が正式に発表されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。アメリカ上陸直後の7月13日、マイアミ市内のスーパーマーケットで家族とともに買い物する姿が目撃され、ファンとの写真撮影にも気軽に応じる様子が一気に拡散されて話題となった。

この動きに着目したのが、同じMLSで現在、東カンファレンス首位に立っているFCシンシナティ。メッシの買い物画像が拡散された日の翌日となる7月14日、同クラブは6月にサウジアラビアのアル・シャバブからの獲得を発表していたガボン代表FWアーロン・ブペンザのマイアミ上陸をクラブの公式ツイッターアカウントで明らかにしたのだが、その方法が少し凝っていた。

「見つけた」という一言とともにツイートされた画像には、FCシンシナティの背番号9のユニフォームを着用したブペンザが、スーパーマーケットでカートを押す姿があった。カートにはエコバックに入れた野菜や果物、パン、そして2つのサッカーボールが乗せられている。

これはもちろん、スーパーマーケットでカートを押しながら買い物をするメッシの姿をオマージュしたものだ。

FCシンシナティのツイートは1件あたり数万件程度の表示数が一般的となっているが、メッシをオマージュしたこのツイートは、7月16日現在で30万件以上の表示数を記録しており、コンテンツ制作者の“作戦”はある程度、成功だったと見ていいだろう。

なお、FCシンシナティには元日本代表FW久保裕也が所属している。クラブは現在、好調を維持しており、MLSの東カンファレンスでは15勝6分け2敗で首位に立っている。一方、メッシが加入したインテル・マイアミは5勝3分け14敗で最下位となっており、メッシの加入を受けてここからの巻き返しが求められている。

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