ファジ 主導権握るも決勝点奪えず 2―2で長崎と引き分け

 明治安田J2第26節第2日(16日・シティライトスタジアムほか=8試合)前節10位のファジアーノ岡山はホームで長崎と2―2で引き分けた。勝ち点35(7勝14分け5敗)で順位は9位。

 磐田は4―1で藤枝に快勝し、3連勝で勝ち点47として2位に浮上した。大分は熊本に3―1で逆転勝ち。国立競技場の清水―千葉は2―2で引き分け。J2史上最多の4万7628人が入った。

 秋田―町田は大雨の影響で実施されなかった。

岡山2―2長崎

前半1―2

後半1―0

 【評】ファジアーノ岡山は勝ちきれなかった。1―2の後半16分、ゴール前へのボールを田中が足で合わせて同点。その後は主導権を握り、バイス、木村らがセットプレーなどから果敢に攻めたが、決勝点を奪えなかった。シュートは相手の3倍近い11本。前半に坂本のゴールで先制しながら直後の7分間で2失点した守備は早急な修正が求められる。

 長崎は効果的にサイドを崩し、決定力も高かった。

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