水素開発で日本と協力強化 サウジ・エネルギー相

 【カイロ共同】サウジアラビアの国営メディアは16日、岸田文雄首相のサウジ訪問に合わせ、アブドルアジズ・エネルギー相が水素エネルギーの開発分野で日本との協力を継続し、強化していくと述べたと報じた。サウジは世界最大級の産油国だが、近年は水素生産にも力を入れる方針を示している。

 アブドルアジズ氏はサウジが日本が必要とする原油の約4割を供給しているとも指摘。「信頼できるパートナーとして、安定供給を続ける」と語った。

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