南国のフルーツとして知られるマンゴーの収穫が、栃木県那珂川町松野のビニールハウスで始まった。
生産しているのは同町小川の鈴木材木店。チップボイラーの熱供給施設から生じた余熱を利用して「アーウィン」など6品種約150本を栽培しており、「なかよしマンゴー」の商品名で出荷している。
今年は今月上旬に収穫を開始。16日は午前中からハウス内の気温が40度近くになった中、従業員が赤く色づいた実を丁寧に採っていった。
同社の鈴木栄子(すずきえいこ)取締役は「糖度の高い大きな実に育った」と話した。同社で予約販売しており、8月からは直売もする予定。収穫はお盆ごろまで続くという。