元BiSHのアユニ・DがFM福岡の新番組「PEDROのセロトニンラジオ」で一人しゃべり

エフエム福岡は7月4日から新番組「PEDROのセロトニンラジオ」(火曜午後8:25、福岡ローカル)をスタートさせた。6月に解散したBiSHのメンバーで、ソロプロジェクト・PEDROの活動を再開したアユニ・Dがパーソナリティーを務める。

初回放送では「一人しゃべりは緊張しますが、精いっぱい頑張って話していきますので、何卒よろしくお願いします」と丁寧にあいさつ。1曲目に再レコーディングしたPEDROの「人」を流した。そして「おざなりにしてはいけませんから」と自己紹介へ。「PEDROは私アユニ・Dがベース&ボーカルを務めるバンドプロジェクト。2018年から始まりまして、21年に活動休止をしておりましたが、この夏から、なんと活動再開していきま〜す」と語った。

番組名も、アユニ・D自身のアイデア。部屋のカーテンを24時間開けない生活を送っていた彼女がある日、目覚めた時に朝日を浴びたところ、その日から心身共に元気になったという。その理由を調べると「朝、太陽を浴びるとセロトニンがすごく分泌するらしくて、ハッピーホルモンって言われているらしいですよ〜。ねぇ、人間って植物ですよね。光合成、大事だなと。毎朝、そのセロトニンを分泌するのにハマってますので、大好きな名前を(番組名に)付けました〜」とユニークな表現で説明した。たどたどしくも柔らかくて実直なトークは、確かに安心感があり、聴く人を癒やしていきそうだ。

番組を手掛ける森喜朗プロデューサーは「『福岡が好きな街だから』とアユニ・Dさん側からの希望で『エフエム福岡で番組をやりたい』とオファーがあり番組化が実現。BiSH解散直後ということで、番組開始前からSNSなどの反響も大きく、放送スタート後も全国の皆さんからのメッセージが多数寄せられています」と明かす。

番組の内容については「彼女がお薦めする最近の音楽、映画、本などを紹介。番組BGMも本人希望の音源を使用しています。また、作ることにハマっているという『朝ご飯』についても取り上げ、リスナーさんからのメールで盛り上がったり…。夜の時間の番組ですが、健康的な内容のラジオですね」とのこと。

さらに、「アユニ・Dさんの持つ唯一無二の世界観やリスナーさんのメッセージに対しての丁寧な語り口など、ラジオパーソナリティーとしての才能にも大変期待しています。現在はリモートによる収録が主ですが、今後は福岡のスタジオに来ていただいて収録できたらと考えています」と語った。

© 株式会社東京ニュース通信社