プーチン大統領、撃退に自信 置き去りの欧米製兵器を活用へ

ロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 ロシアのプーチン大統領は16日に国営テレビが放送したインタビューで、ウクライナでの戦況はロシアに有利に推移しているとの見方を示し、ウクライナ軍の大規模反転攻勢は「成功していない」と改めて強調、撃退に自信を示した。

 ロシア軍は時に戦略的重要地点を奪取しているとも指摘。ウクライナ側が置き去りにした戦車など欧米製の最新兵器は解析してロシアの技術向上に役立てると述べた。

 ロシア国防省は16日、過去24時間にウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州方面でウクライナ軍から計15回の攻撃があったが、撃退したと発表。ウクライナ南部ザポロジエ州では軍の弾薬庫2カ所を破壊したという。

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