梅雨明け前・夏休み前にこの"酷暑"… 栃木県内9地点で気温35℃以上 「佐野は39.2℃」

 高気圧に覆われた影響で16日は栃木県内の気温が上昇し、県内14の観測点のうち9カ所で気温35℃以上の猛暑日を記録しました。

 気象庁の観測では、佐野で全国4位タイの暑さとなる39.2℃、黒磯では1977年の観測開始以来最高となる35.4℃となるなど、9つの地点で猛暑日になりました。また、14の観測地点すべてで今年の最高気温を更新しました。

 3連休の中日、気温36.6℃を観測した宇都宮市のとちのきファミリーランド。梅雨明け前、さらに夏休みにも入っていない中での「酷暑」。訪れた人は、帽子や日傘で日光を防いだり冷たさを求めてかき氷を食べたりする姿が多くみられました。また、「水4本目です」「ハンディーの扇風機持ってきた」「日陰で休んでます」という声もありました。園内では熱中症対策のために休憩スポットにミストを噴射し、場内アナウンスで注意を呼びかけました。

 宇都宮地方気象台によりますと、17日も宇都宮、大田原ともに37℃の予想で、熱中症には厳重に警戒するよう呼びかけています。

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