第70回岩手県中学校総合体育大会(県中総体)は16日、各地で12競技が行われ、バレーボールの女子は厨川(盛岡)が8年ぶりに頂点に立った。男子は宮野目(花巻)が2年ぶりに制した。
卓球の女子団体は盛岡・河南が初優勝した。相撲の団体は西根一(八幡平)が2連覇した。陸上は男子800メートルで舘脇悠(大船渡・東朋3年)、千葉心人(奥州・胆沢3年)、五十嵐陽希(滝沢二2年)が全国大会の参加標準記録を突破した。17日はバスケットボール、サッカーなど8競技が行われる。
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バレーボール女子決勝は厨川(盛岡)が2―0で前回覇者の軽米を下し、8年ぶりの頂点に駆け上がった。県新人、県中学校選手権との「3冠」達成に最高の笑顔が輝いた。
第1セットはサーブで相手の守備を崩し、ブロックを効果的に決めた。山本莉奈(3年)のスパイクなどで連続得点し、リズムに乗った。