日本代表の新キャプテンに就任した遠藤航は、ドイツの名門であるシュトゥットガルトでも主力に君臨している。
その彼が『ABEMAスポーツタイム』で槙野智章とともに今季のスーパーゴールについて振り返った。
3月のアウクスブルク戦で決めた股トラップゴールについても言及していたぞ(動画40秒から)。
両膝の間でボールを止める仰天トラップが話題になったが、本人はこう話していた。
「(ゴールシーンは)もちろん、覚えてますけど、もうちょっといいゴールあるでしょ(笑)
(あのトラップは)狙ってはないです、もちろん!
あのボールが来て、とにかく自分の目の前に置かなきゃいけないと思って。それもタッチが大きすぎてもダメだから。
とにかく、自分のこの辺(膝周辺)に落ちてって(笑)
(チームメイトからは)絶対にInstagramに上げたほうがいいよみたいな(笑)」
とにかく、必死にトラップしにいった結果だったそう。同僚からはSNSでネタになる!と言われていたとか。
さらに、遠藤は5月のマインツ戦でも圧巻のゴールを決めている(動画10秒から)。
相手のコーナーキックを跳ね返してからカウンターに出た場面。ゴール前でのトラップから見事なボレーを叩き込んでみせた。槙野からこのゴールはどうかと聞かれると、遠藤はこう自画自賛していたぞ。
「これはすごいっすね!…(笑)
本来であれば、あそこまで攻撃参加しにいってないと思うんですよね。
でも、ゴールにかかわるととか、ボックス内にどうやって入っていくかが、今シーズンの自分のなかでテーマで。
相方も守備的な選手だったので、ここはボールがくると信じてここまで走った。
本当に実際、ボールが来て、ファーストタッチはちょっと浮いてしまったんですけど、それをうまくいかして。
最初トラップした瞬間はもうワンタッチできるかなと思ったんですよ。
で、ぱっと顔を上げたら、結構目の前にDFがいる→やばい→打つしかないみたいな感じです。
ファーストタッチはブンデスに移籍した時からすごく意識してきた部分で。
プレッシャーがすごく速いなかで、どういう風にファーストタッチを置けばボールを奪われないかとか、どこに置くべきかというのはすごく拘ってプレーしていたんですよね。
なので、そこが洗練されたというか、速いボールとか、突然ボールが来ても、いいところに置けるようになった」
得点に絡むことをテーマにしていたそうで、それが実った快心のゴールだったそう。
また、ファーストタッチでボールをしっかり止めることも洗練されてきたと感じているようだ。