モデルから活動の幅を広げる鈴木仁

「メンズノンノ」の専属モデルで俳優の鈴木仁が13日、東京・渋谷PARCOで14日から開催中の個展「JIN SUZUKI PHOTO EXHIBITION ZJINE/_side」(30日まで)の取材会を行った。

各メディアによると、昨年に続く2度目の開催で、テーマは「距離感について」。写真家の嶌村吉祥丸さんに、撮影を直談判したという。

鈴木は「今回は皆さんから見えている自分と、自分自身が持っている自分。自分がどう見せたいか、どう見えたら自分がうれしいかを探るような機会になったらいいのかなと思った」とアピール。

開催期間中の22日に、24歳の誕生日を迎える。24歳の抱負を聞かれると、「今やっている役者、モデルは幅広く、自分の良さを広げていきながら、役の魅力を伝えていきたい。自分ならではの違う表現の仕方、自らカメラマンをやったりというのが今後の夢としてあるので、1つ1つ夢を広げられるようになれたら」と話したという。

東京生まれの鈴木は、2014年10月に「アミューズ オーディション2014」でファイナリストに選ばれ、16年11月に「第31回メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリに選ばれた。

17年4月期の、TBSテレビ系ドラマ「リバース」で俳優デビューを果たし、20年公開の映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」映画初主演を務めた。

同年11月上演の舞台「オレステスとピュラデス」で舞台初主演、そして、昨年4月から放送の日本テレビ系連続ドラマ「モトカレ←リトライ」でドラマ初主演を務めた。

「事務所は大事に育て着実にステップアップしている。なかなか、個展をやる俳優はいないが、カメラマンも志望しているとあってクリエーティブな方面にも意欲的。カメラマンとしての個展もいずれ開催するのでは」(芸能記者)

今月までテレビ東京系で、乃木坂46の山下美月とW主演をつとめたドラマ「さらば、佳き日」が放送されていた。次回作が注目される。

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