相模原が地元出身の栃木FW瀬沼優司を期限付きで獲得、今季はここまで出番なし「大きな覚悟と共に移籍を決断しました」

[写真:©︎J.LEAGUE]

SC相模原は17日、栃木SCのFW瀬沼優司(32)が期限付き移籍で加入することを発表した。

期限付き移籍期間は2024年1月31日まで。背番号は「39」に決まった。

瀬沼は神奈川県の相模原市出身。桐光学園高校から筑波大学へと進学。2012年に清水エスパルスでプロ入りした。

2014年に栃木へ期限付き移籍すると、2015年、2016年は愛媛FC、2017年はモンtディオ山形へ期限付き移籍。2018年に完全移籍すると、シーズン途中に横浜FCへ完全移籍。2021年はツエーゲン金沢でプレーすると、2022年に栃木に復帰していた。

復帰した栃木では2022シーズンに明治安田生命J2リーグで15試合に出場し1得点。今シーズンはここまで1試合も出番がなかった。

瀬沼は両クラブを通じてコメントしている。

◆SC相模原

「SC相模原のサポーターの皆様初めまして。栃木SCよりレンタル移籍で加入することになりました瀬沼優司と申します。自分は相模原市の出身で、SC相模原は常に地元のクラブとして気にして応援していました」

「チームが苦しい状況の中でオファーをいただいて、大きな覚悟と共に移籍を決断しました」

「このクラブはいま大きく変わろうとチャレンジしている途中かと思います。そのチャレンジを来季に繋げられるように全力でプレーします。厳しい戦いが続きますが、最後まで一緒に戦っていただきたいです。応援よろしくお願いいたします」

◆栃木SC

「この度は、SC相模原にレンタル移籍することになりました。

まず初めに、自分のプレーを楽しみに待ち、信じて応援していただいたファン、サポーターの皆様の期待に応えることが出来ず、このチームが苦しい時に栃木を離れる選択をしたことにとても情けなく、申し訳なく感じています」

「栃木に帰って来てからの一年半、上手くいかないことが多い中でも、このクラブや仲間達の姿勢から学ぶことが本当にたくさんありました。もう一度栃木でプレーする機会を与えてくださったクラブ関係者の皆様に改めて感謝していて、過ごした時間は本当に貴重な時間でした」

「ここで学んだこと、感じた気持ちはSC相模原で仲間に伝え、より選手として、人として成長できるように引き続き努力します」

「大事な試合が続くかと思いますが、チームを離れても妻と一緒に大好きな栃木は応援していますし、自分も新たに相模原で頑張ります。応援いただいた皆様本当にありがとうございました」

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