愛知工業大学、2年ぶり9回目のV 森本耕平監督「本当に優勝できてよかった、それだけです」<卓球・インカレ2023男子>

<第92回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部) 日程:7月13~16日 場所:横浜武道館>

7月16日、全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)は大会最終日を迎え、準決勝・決勝が行われ、男子は愛知工業大学が2年ぶり9回目の優勝を飾った。

男子団体決勝総括

男子団体決勝には、昨年と同じ組み合わせの明治大学と愛知工業大学の2校が登場した。

写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

トップは宇田幸矢(明治大)と篠塚大登(愛知工業大)のサウスポー対決となった。篠塚が2ゲームを先取するも宇田が追いつきフルゲームとなったが、最後は篠塚が逃げ切り勝利した。

写真:宇田幸矢(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

続く2番でルーキーの鈴木颯(愛知工業大)が宮川昌大(明治大)に勝利し愛知工業大学が優勝に王手をかける。

写真:篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

ダブルスではお互いが2ゲームずつ取り合う展開となったが、最終ゲームは篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)ペアが11-7で奪い、愛知工業大学は2年ぶり9回目の優勝を果たした。

写真:優勝した愛知工業大学/撮影:ラリーズ編集部

愛知工業大・森本耕平監督コメント

今の率直な感想は

嬉しくてよくわからない感じです。でも優勝できて良かったなという気持ちです。

(日本大学に3-2で勝利した)準決勝を振り返って

どこ(の大学)とやっても紙一重だから、自分たちがチャレンジャー精神で向かっていくようにしようというような話を選手たちにして試合に臨みました。

昨年敗れた明治大学と対戦した決勝を振り返って

明治にリベンジしてまた優勝旗を取り返そうという思いで挑みましたが、どの試合も紙一重だったので、本当に優勝できてよかった。もうそれだけですね。

優勝候補チームを率いるプレッシャーの中どのように大会に臨んだか

今枝監督や真田監督の指導のもと愛工大名電中高から上がってくる選手たちに対して、自分がしてあげられることは少ないです。でも、大学の監督として自分にできることをやろうと思って臨みました。

いい意味で考えすぎず失敗も許してもらいながらやっていました。

今回は真田先生にもベンチに入ってもらいましたがやはり心強いですね。

写真:コーチとして入った愛工大名電中の真田浩二監督/撮影:ラリーズ編集部

今後の目標は

選手たちはこれまで何度も日本一を経験していると思うので、もっと世界にいけるようになってもらいたいし、世界選手権やオリンピックにいって日の丸を背負えるような選手が愛工大からたくさん出るといいなと思っています。

男子団体準決勝

〇明治大学 3-0 中央大学

〇宮川昌大 3-0 道廣晴貴
〇宇田幸矢 3-0 前出陸杜
〇宇田幸矢/松田歩真 3-2 小松隼大/米倉勝

日本大学 2-3 愛知工業大学〇

小林広夢 0-3 鈴木颯〇
吉山僚一 3-1 篠塚大登
加山裕/吉山僚一 2-3 篠塚大登/谷垣佑真〇
〇伊藤礼博 3-2 横谷晟
加山裕 1-3 谷垣佑真〇

男子団体決勝

明治大学 0-3 愛知工業大学〇

宇田幸矢 2-3 篠塚大登〇
宮川昌大 0-3 鈴木颯〇
宇田幸矢/松田歩真 2-3 篠塚大登/谷垣佑真〇

男子団体成績

優勝 愛知工業大学

写真:愛知工業大学/撮影:ラリーズ編集部

準優勝 明治大学

写真:明治大学/撮影:ラリーズ編集部

第3位 中央大学

写真:中央大学/撮影:ラリーズ編集部

第3位 日本大学

写真:日本大学/撮影:ラリーズ編集部

ベスト8

駒澤大学
筑波大学
立命館大学
早稲田大学

男子殊勲賞 篠塚大登(愛知工業大)

写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

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文:ラリーズ編集部

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