仙台市の感染者 緩やかに増加の見通し 東北大学 下水からコロナ予測

仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は緩やかに増加する見通しが示されました。

東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから、毎週仙台市内の新規感染者数を予測しています。

調査によりますと、先週のウイルス濃度は先々週に比べて微増で、今週の予測値は1万2486人と緩やかに増加する見通しです。

佐野教授は「暑さでエアコンの使用が増え密室状態になりやすくなることで、コロナウイルスの感染が広がりやすい状況にある」と分析、エアコンを使用する際には、こまめに換気するよう呼びかけています。

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