バイエルンが序列低下のゴレツカ売却を検討か? ユナイテッドが獲得に動く可能性も…

[写真:Getty Images]

バイエルンがドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(28)の売却を検討しているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。

2018年にシャルケから加入すると、公私ともに良い関係を築くMFジョシュア・キミッヒと共に、バイエルンの中盤に君臨してきたゴレツカ。これまでチャンピオンズリーグ(CL)優勝や5度のブンデスリーガ制覇に貢献してきた。

しかし、昨シーズン後半に関してはパフォーマンスが芳しくなく、途中就任となったトーマス・トゥヘル監督からの評価もいまひとつ。前チェルシー指揮官は現状で、今夏RBライプツィヒから加入したMFコンラート・ライマーをキミッヒの相棒として計算しているようだ。

また、トゥヘル監督は今夏の移籍市場でアーセナルに移籍したMFデクラン・ライスや、チェルシー時代の教え子でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したMFメイソン・マウントといったゴレツカと異なるプレースタイルの新戦力獲得をリクエスト。

最終的に前述の獲得候補を逃したものの、やや中盤の人材過多の状況にも関わらず、自身が望むプレースタイルの中盤の補強を求めているようだ。

そういった中、バイエルンは4000万~5000万ユーロ(約62億1000万~77億6000万円)といった適切なオファーが届いた場合、ゴレツカの売却に踏み切る構えだという。

現時点では具体的な接触はないものの、MFフレッジとMFスコット・マクトミネイに退団の可能性があるマンチェスター・ユナイテッドは、過去にゴレツカを追っていた経緯もあり、獲得に乗り出す可能性は十分にありそうだ。

なお、ゴレツカ自身はミュンヘンでの生活に満足しているものの、28歳という働き盛りの年齢を考えれば、出場機会次第でバイエルンを離れる決断を下すかもしれない。

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