ザルツブルク、ブレントフォードからU-21デンマーク代表MFを完全移籍で獲得

[写真:Getty Images]

RBレッドブル・ザルツブルクは17日、ブレントフォードからU-21デンマーク代表MFマッズ・ビストルップ(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。

ブレンビーIFやコペンハーゲンなどのアカデミーを経て、2018年1月にRBライプツィヒに移籍したビストルップは、トップチームに昇格することなく2020年夏に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のブレントフォードへ完全移籍。

3年契約で加入したブレントフォードでは、2021年4月10日のプレストン戦でプロデビュー。チームはチャンピオンシップ昇格プレーオフを勝ち上がり初のプレミアリーグ昇格を決めた。

自身初のプレミアリーグとなった2021-22シーズンは、残留を目指すチームが積極補強を敢行したこともあり、なかなか出場機会を得られず、2022年1月に母国のノアシェランへ1年半のレンタル移籍に出された。

ノアシェランでは、加入当初からすぐにポジションを確立すると、在籍1年半で公式戦47試合に出場。昨シーズンはセントラルMFの主力として公式戦34試合に出場。リーグ戦は過去10年で最高となる2位でシーズンを終えていた。

ザルツブルクへの移籍が決まったビストルップは、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「僕はクラブの哲学とレッドブル・ザルツブルクのサッカーを知っている。僕はそれをとても気に入っているし、アグレッシブに、速く、若い選手が多くいるチームで攻撃的にプレーするのが好きなんだ」

「だから、ここに移籍するのは僕にとって完璧な移籍なんだ。もちろん、同胞のモーリッツ・ケアーゴールにもザルツブルクのすべてを尋ねたし、いいことしか聞かなかった。だから、僕の決断はとても簡単だったよ」

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