アストロズ・マコーミックとナショナルズ・エイブラムスが週間MVP

日本時間7月18日、MLB機構はレギュラーシーズン後半戦の最初の週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはチャス・マコーミック(アストロズ)、ナショナル・リーグはCJ・エイブラムス(ナショナルズ)が選出された。マコーミック、エイブラムスとも週間MVPを受賞するのはキャリア初。アストロズからの選出は昨年9月のヨーダン・アルバレス以来、ナショナルズからの選出は2021年6月のカイル・シュワーバー以来である。なお、今回の週間MVPは日本時間7月15~17日の3日間の成績が評価対象となっている。

現在28歳のマコーミックはメジャー3年目の外野手。エンゼルスとの3連戦で11打数7安打、打率.636、3本塁打、5打点、OPS2.188の大活躍を見せ、自身初の週間MVPに輝いた。期間中、打率.636、出塁率.733、長打率1.455、7得点はいずれもリーグトップの数字であり、3本塁打もトップタイ、16塁打は2位、5打点は5位タイにランクイン。特に3連戦の最終戦では2本塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。今季は4月中旬に腰の張りで故障者リスト入りしたものの、ここまで54試合に出場し、打率.280、11本塁打、32打点、9盗塁、OPS.887の好成績を残している。

現在22歳のエイブラムスはメジャー2年目の遊撃手。カージナルスとの3連戦で13打数6安打、打率.462、1本塁打、1打点、2盗塁、OPS1.385の好成績を残し、マコーミック同様に初の週間MVPとなった。期間中、7得点はリーグトップの数字であり、2盗塁と1三塁打はトップタイ、6安打は2位タイ、長打率.923は3位、12塁打は4位、打率.462は4位タイにランクイン。前半戦からオールスター・ブレイクを挟んで5試合連続マルチ安打を継続しており、7月は打率.395と絶好調だ。もともと2019年ドラフト全体6位でパドレスに指名された有望株であり、昨年8月にフアン・ソトとのトレードでナショナルズに加入。今季はここまで84試合に出場し、打率.254、8本塁打、36打点、16盗塁、OPS.719を記録している。

The post アストロズ・マコーミックとナショナルズ・エイブラムスが週間MVP first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.