岩手県内、20日ごろまで雨に注意 秋田新幹線、18日も運休

 17日の岩手県内は湿った空気の影響で断続的な雨となり、鉄道ダイヤが乱れた。盛岡地方気象台などによると、雨は20日ごろまで続く見込みで、地盤が緩んでいる地域では引き続き土砂災害に警戒が必要だ。JRは18日も秋田新幹線盛岡―秋田駅間で終日運転を見合わせる。

 JR盛岡支社によると、秋田新幹線と北上、田沢湖の両線は17日、上下計59本が運休または区間運休し約9190人の足が乱れた。北上、田沢湖両線は18日の始発から通常運行に戻る。

 同気象台などによると、18日の県内は前線の影響で昼から午後9時ごろにかけて激しい雷雨となる所がある見込み。19日午前0時までの予想24時間降水量は全域で50~100ミリ。

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