広島県の北西部に位置する山県郡の安芸太田町。この地域は大部分が森林で緑が豊富です。三段峡もそんな自然を楽しめる場所の一つ。西中国山地国定公園内にある16キロメートルにも及ぶ大渓谷です。
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三段峡正面口までは、広島バスセンターからならバスで1時間30分ほど。そこから先は散策コースが整備されています。おすすめのコースは、5分のものから最長5時間のものまで。自分の目的と好みに合わせて選ぶことができます。
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今回はバスではなく車でアクセスしたので二段滝に近い水梨駐車場に車を止めて、水梨口から歩いて二段滝に向かいます。ここからだと距離は片道1.5㎞で30分ほどです。ちなみにバスで到着する三段峡正面口から水梨口まで歩くと2時間10分かかります。
まずは、水梨口から猿飛まで歩きます
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散策コースはしっかりと整備されているので安心です。今回の「三段峡セラピーロード(猿飛コース)」は比較的高低差が少ないのでのんびりと会話を楽しみながら進みます。猿飛という猿飛渡船の乗船所まで歩き、そこから二段滝へは猿飛渡船に乗ります。
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少し歩くと、二段滝と三段滝方面との分岐がありました。ここから二段滝|猿飛、左のほうへ歩きます。
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新緑の緑が爽やかで、空気も澄んでいます。これはまさに森林浴。
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石で造られたガードも苔むしていました。
渡船に乗って二段滝へ
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川が木の板で堰き止められて少し深くなっているところに出ました。ここが猿飛。この先は船に乗って進みます。
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高さ20mはある岩壁が両側に迫っていて、川幅の一番狭いところは2mほど。二段滝は船でしかアクセスできない秘境ですが、船に乗っている時間は5分程。ゆっくりと進みます。
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この船、船頭さんが渓谷に張られたロープを手繰りながら進みます。ここまで歩いてきたので、ちょっと汗ばんだ体に涼しい空気が心地よく感じられます。
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そして二段滝に到着。滝の対岸で船を降りてしばし滝をパワーを感じます。
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すっかり滝からのマイナスイオンを体に取り込んだら、また船に乗り猿飛へ。そして散策コースを戻りました。なんとなく気分が晴れやかになったように感じるのは気のせいではないと思います。
三段峡〔日本の特別名勝〕| あきおおたから
ひろしまの観光情報はひろしま公式観光サイト「Dive! Hiroshima」で!
//dive-hiroshima.com/
[All photos by Atsushi Ishiguro]