江戸川区 伝統の「獅子もみ行事」で無病息災を祈願

江戸川区では7月16日、150年以上続く伝統神事「獅子もみ」が行われ、地域の若者たちが無病息災や悪疫退散を祈願しました。

江戸川区の、「篠崎本郷の獅子もみ行事」は細菌性の感染症=コレラがまん延した江戸時代に疫病退散を祈願して始まったと言い伝えられていて、区の無形民俗文化財に登録されています。

7月16日は、江戸の時代から150年以上にわたり引き継がれてきた獅子頭が地元の約400軒を練り歩き、無病息災と悪疫退散を祈願しました。

戦後、担い手の減少で一時休止されていたこの伝統行事。次の担い手となる子どもたちも暑さに負けず懸命に獅子頭を乗せた台を担ぎ、獅子もみを体験していました。

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