【ドジャース６－４オリオールズ】＠オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
ドジャースは８連勝中と好調のオリオールズに対し、５回終了時点で１対４と劣勢を強いられたが、６回表にウィル・スミスのタイムリーで２点差に詰め寄ると、クリス・テイラーに12号グランドスラムが飛び出し、逆転に成功。そのまま６対４で勝利し、オリオールズの８連勝をストップさせた。ドジャース先発のエメット・シーアンは５回５安打４失点で３勝目（０敗）をマークし、５番手のライアン・ブレイジャーは２セーブ目。オリオールズ２番手のブライアン・ベイカーに３敗目（３勝）が記録された。
試合前半に主導権を握ったのは８連勝のオリオールズだった。初回にライアン・マウントキャッスルのタイムリー二塁打で先制すると、２回裏にはガナー・ヘンダーソンのタイムリー三塁打などで２点を追加し、３点をリードする展開に。先発のグレイソン・ロドリゲスは４回表にＪ・Ｄ・マルティネスのタイムリーで１点を失ったものの、５回までドジャース打線をこの１点のみに封じ、５回裏にはアドリー・ラッチマンの13号ソロで再びリードを３点とした。
しかし、ドジャースも意地を見せ、６回表に反撃を開始。スミスのタイムリーで２点差に詰め寄ってロドリゲスをマウンドから引きずり下ろすと、２番手のベイカーからテイラーが12号逆転グランドスラム。この一発で６対４とリードを奪い、６回裏からはイェンシー・アルモンテ、アレックス・ベシア、ケイレブ・ファーガソン、ブレイジャーと４人のリリーバーを１イニングずつつないで２点のリードを守り抜いた。前日の試合でメッツに敗れ、６連勝がストップしたものの、連敗は回避。貯金を再び今季最多の15としている。
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